炭酸泉とは
炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んだお湯のことです。日本の温泉法では、お湯1リットルあたり炭酸ガスを0.25g以上含むものを炭酸泉と定義しています。炭酸泉の効果は既に医学的に証明されており、ヨーロッパでは生活習慣病の治療法として保険が適用される他、リハビリでも利用されています。日本でも、日本国内約500か所の国公立病院で使用されています。
炭酸泉といっても、飲料用の炭酸よりも濃度が高いものです。入浴してしばらくすると、細かな泡が付着します。炭酸ガスが皮下細胞を通って血管に入り込み、毛細血管を広げます。
暖かいお湯に入ることで血行が良くなりますが、その分心臓に負担がかかります。長時間入っているとのぼせたりするのは、それが原因です。
しかし炭酸泉の場合、血管を広げることにより心臓の負担を軽くするため、長時間の入浴でも血圧は上がりません。心臓に疾患を持っているワンちゃんも安心して入浴して頂けます。